南極では観測史上最高の18度以上を記録し、一方北海道では旭川で約20年ぶりにマイナス36度を記録するなど、例外的な気候が観測されています。私には、地球全体が温暖化していると云うよりも、気候の「軸」がずれているように見えますが、本当のところは定かではありません。個人的には、warming よりも dislocation ではないかと思っていて、これは小学校か中学校で習ったエネルギー保存の法則の影響が強く、地球上の熱エネルギーの根源である太陽の活動の変動の影響なら格別、地球上の原因の影響は、全体の熱エネルギー量を変えることは難しくて、しかし分布のブレは様々な理由で起きうる(これもまた太陽起源の理由の影響の方が遙かに大きいだろうと想像していますが)と考えているからです。しかし私は専門家ではないので、確信はありません。しかし今回の南極と北海道の状況を知ると、あーやはり捻れてるなぁと、そう感想を持つのでした。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。