日本経済新聞の集計によると上場企業の2017年3月期の決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高が前の期に比べ減収となったものの、2年ぶりに増益となり過去最高益を更新しています。そして2018年3月期は増収増益となる見通しで、前期に続いて最高益の更新が期待されています。

こうしたなか最高益を見込む企業も少なくありませんが、今回は会社予想こそ最高益に届かないものの、コンセンサス予想が最高益を上回る3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばソニー(6758)の会社予想は1998年3月期の最高益にあと一歩届かないものの、コンセンサス予想では20年ぶりに最高益を更新する見通しとなっています。また、日立化成(4217)のコンセンサス予想も10年ぶりに最高益を上回る見通しとなっています。