本日マネックスグループは、カタリスト投資顧問設立の発表を行いました。一年ほど前に私たちは、マネックス・アクティビスト・フォーラムを立ち上げて、企業の最終的実質株主である個人が、もっともっと株主としての意識を持ち、上場企業の経営の内容に興味を持って声を上げていこうという啓発活動を推進してきました。この活動の延長で、更に踏み込み、自らが運用に関わり、上場企業に対するいわゆるエンゲージメントを行い、日本の資本市場を活性化し、更には企業セクターの活性化を促し、投資家の皆さまのリターンの向上に貢献しようと決意しました。カタリストとは、触媒・促進・きっかけを意味する英語です。

企業の最終的実質株主であると云うことは、個人投資家はいわゆるインベストメントチェーンの中で、アンカーであると云うことです。この最も重要なアンカーたる個人投資家の皆さまに、株価の値動きだけでなく、上場企業自体に興味を持っていただくことは、我が国の資本市場を強く機能させていく上で、とっても重要なことです。日本の資本市場を良くしていくことは、私のライフ・ワークです。長いですが是非思いのこもったプレスリリースをお読み下さい!