先月下旬からスタートした3月期決算銘柄の本決算発表も終わりましたが、決算発表シーズン終盤で決算を発表した銘柄でも業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は5月11日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に3社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのが大和ハウス工業(1925)とJR九州(9142)で、大和ハウス工業はコンセンサス予想を上回る会社予想を発表したこともあって決算発表後に5社が、そしてJR九州は4社が目標株価を引き上げています。また、日産(7201)では目標株価の引き下げも目立つものの、3社が目標株価を引き上げています。