先月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の本決算発表も今週がピークとなりますが、一足早く先月中に決算を発表した銘柄では業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は先月28日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのが三菱電機(6503)で、決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、三菱電機に続いて目標株価の引き上げが多かったのが富士通(6702)と東京エレクトロン(8035)で、ともに4社が目標株価を引き上げています。そのほか日本M&Aセンター(2127)やソニー(6758)、SCSK(9719)でも3社が目標株価を引き上げています。