先週20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月決算企業の本決算発表も今週に入り本格化しています。企業数が一気に増えた昨日もTOPIX500採用銘柄でみると30社余りの企業が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に早速20日から昨日までの決算を集計してみました。それをみると企業は保守的な業績予想を出す傾向があることから、今のところコンセンサス予想を下回る会社予想が目立ちます。

しかし、なかにはコンセンサス予想を上回る強気の予想もみられます。例えば昨日の取引時間中の11時20分に決算を発表した大同特殊鋼(5471)は、今期の会社予想がコンセンサス予想を上回ったことから決算発表直後に株価が急伸し13%を超す上昇となっています。また、オービック(4684)やコメリ(8218)や日立建機(6305)でもコンセンサス予想を上回る会社予想を受けて決算発表後に株価が大きく上げています。