米国株は昨晩、またしても史上最高値を付けました。一部報道、或いは通称専門家のコメントでは、「経済に対する悲観的な観測が後退したため」と云われていますが、なんやねんソレ!暴落していてそれが止まったなら、「悲観的な観測が後退したため」も分かりますが、史上最高値ですよ!

要は、先日もつぶやきに書いたように、「経済が原因で株価が結果」という図式はもうないのです。景気がパッとしなくても、インフレ感がなくても、株価は上がっていく。金利は下がり、お金が余り、行き場のないお金が、株式に向かう。国は赤字。企業は黒字。お金が株式に居場所を求めるのは、或る意味当たり前です。

不思議なようなこの現象は、少なくとも「悲観的な観測が後退したため」なんてコメントがある間は、続くでしょうね。