1月下旬から始まった第3四半期決算ではドル円の想定レートを円安方向に見直したこともあって通期の営業利益を上方修正した企業が多くみられました。そうしたなか投資のヒントでは上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった銘柄を数回に渡って取り上げました。しかし、会社予想は据え置きながら上振れが期待されている銘柄も幾つかみられます。

そこで今回は最高益更新が予想される会社予想をコンセンサス予想が5%以上上回り上振れが期待される銘柄をピックアップしてみました。そのなかで大林組(1802)や前田建設工業(1824)、スタートトゥディ(3092)では、会社予想を1割以上上回る上振れが期待されています。また、また10年ぶりの最高益更新が見込まれる大日本住友製薬(4506)ではコンセンサス予想が会社予想を7%余り上回っています。