今、仕事でヨーロッパに居ます。PSD2と呼ばれる、銀行のオープンAPI開放やそれに伴う様々な改革の法律があるのですが、その本格的な施行が先週の金曜日に実際に始まったので、オープンバンキングは今、ホットな話題です。その話をしている中で、しばしば日本の話にもなります。多くの人が口を揃えて、「日本は昔はテクノロジーの先進国で一番進んでいたけど、最近は銀行周りは遅れていてビックリしたよ」と云い、PSD2の中でヨーロッパで開発された様々なテクノロジーやアイデアが、日本では中々実現出来ないのだそうです。詳しく聞くと、日本の銀行の姿勢の問題と云うよりも、そのシステムが旧態依然としており、そしてそのシステムを司っている会社がガチガチにブロックしているので、中々変えられないようです。
やれやれ。今の時代、そんなことをしていたら、どんどん競争力を落としてしまいますよね。私は日本が大好きですが、外から見る日本は、時に金融関係は、最近はイノベーションの実現があまりにも遅れています。もって他山の石とすべし。私たちはイノベーションの実現に真剣に取り組みます!