当社が入っているビルでエレベーターが全機止まりました。私は乗っていなかったのですが、突然館内放送が。「ただいま非常用エレベーターを除く全てのエレベーターが止まっています。次の放送をお待ち下さい」。大事には至らず、10分後には二機を除いて運行再開。更に1時間後には「エレベーター会社が確認し、異常はありませんでした」との放送がありました。しかしこの間、英語でのアナウンスは皆無でした。このビルでは定期的に消防訓練があるのですが、その時はしつこいまでに日本語と英語のアナウンスが繰り返されます。しかし本当の有事というか案内が必要な時に、英語での説明は一切なし。うーん、ちょっと残念だなぁ、と思ったのでした。
最近では、東海道新幹線に乗っても「不審な人を見た場合には車掌に云うかSOSボタンを押して下さい」の部分は必ずテープではなく、肉声で、英語でもアナウンスされますし、JRでも私鉄でも、駅の係員は英語を話す人が大勢増えました。デパートの一階は、中国語を話せる店員が大勢います。繁華街の交通整理をするおじさんも、中国語を話す人がチラホラいる時代です。このビルは外資系企業も外国人のお客さまも多いのになぁ。高学歴・大企業勤めの人で英語が苦手というか恥ずかしくてあまり使わない人は多く、街中ではそんなこと云ってられないので英語でも中国語でも、ブロークンでも話されることが多いのが実情かと感じます。客商売は厳しいですね!