韓国で疑惑の中心となっているチョ・グク氏が、なんと11時間もの謝罪会見をしたとのこと。この間の吉本興業の岡本社長の会見が5時間半でびっくりした訳ですが、なんとその2倍です。そんなに長い時間、何を話せるのでしょう?

長時間の演説というと想い出すのは、もちろんフランク・キャプラ監督、ジェームズ・スチュアート主演の映画「スミス都へ行く」です。田舎出の若い議員が騙され、嵌められるのですが、最後に強い正義心から議会で発言をし、アメリカ議会では発言権は譲らなくていいルールがあるので、それを行使し、延々と喋り続け、最後に大逆転をする、感動の名作です。私はこの映画が大好きでした。

リース・ウィザースプーン主演の「Legally Blonde(キューティ・ブロンド)」の中でも出てくる、有名なシーンです。このジェームズ・スチュアート演じるスミスの演説は、映画の中では23時間余りとなってるとのことですが、実際に24時間18分という記録もあるようです。正しい主張のための長時間演説なのか、何かを隠すための長時間演説なのか。いずれ時代が明らかにするのでしょうか。フランク・キャプラ監督の映画のようないい話が、実世界でももっと見たいものです。