東京市場まとめ

1.概況

本日の日経平均は30円高の2万1565円と小幅に上昇しました。東証2部指数もわずかに上げましたがTOPIXやJPX日経400、東証マザーズ指数は下落と主要指数は高安まちまちでした。

昨日の米国市場で主要指数は下落しましたが、昨日日経平均は200円以上下落したことやドル円が108円台後半まで円安に振れたことを受け本日の日経平均は63円高の2万1598円と小幅に反発して寄り付きました。日経平均は寄り付き後も上げ幅を広げるとまもなく152円高まで上昇しました。しかし日経平均はそこから急速に上げ幅を縮めると前場を49円高で終えました。日経平均は後場に入ってさらに上げ幅を縮めると小幅なマイナスに転じる場面がありました。その後は昨日の終値近辺での値動きが続き結局30円高で取引を終えました。東証1部の売買代金は1兆6697億円となりました。

東証33業種は石油石炭製品や水産・農林業、鉱業、食料品などの12業種が上げました。一方で海運業や繊維製品、ガラス土石製品などの21業種が下げています。

2.個別銘柄等

東証1部の売買代金上位銘柄は高安まちまちでした。売買代金トップのファーストリテイリング(9983)が1.5%高となったほか、任天堂(7974)、ソフトバンクグループ(9984)、トヨタ自動車(7203)、三菱UFJ(8306)はいずれも上昇しました。一方で東京エレクトロン(8035)、ソニー(6758)、村田製作所(6981)、ZOZO(3092)、キーエンス(6861)は下げています。

材料が出たところでは、不動産デベロッパーのプロパスト(3236)が14%超の大幅安となりました。昨日発表した本決算で今期の営業利益予想を前期比17%超の減益と発表したことが嫌気されました。

VIEW POINT: 明日への視点

一時は150円超まで上昇した日経平均ですが上値は重く結局小幅高となりました。パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見姿勢が強まっている印象で、方向感の出にくい展開となっています。

(マネックス証券 マーケット・アナリスト 益嶋 裕)