10月20日の安川電機（6506）を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞社の集計によるとこの上期はドル円が大幅な円高となったこともあって自動車や電機などを中心に製造業の17業種全てが減収となるなか、上場企業の純利益は4年ぶりの減益となっています。
しかし、こうしたなかでも増益を見込む企業は少なくなく、なかには会社予想を大きく上回る増益が期待される銘柄もみられます。そこで今回は会社予想の営業利益は一桁の増益ながら、コンセンサス予想が二桁の増益となっているものをピックアップしてみました。例えば武田薬品工業（4502）の会社予想は3％余りの増益ですが、コンセンサス予想では2割を超す大幅な増益が見込まれています。
