大阪で、G20が始まりました。主要20カ国・地域首脳会議です。いわば世界の外交の舞台そのもの。トランプ大統領、習主席、プーチン大統領、メルケル首相、マクロン大統領。まさに役者勢揃いといった感じです。世界の秩序が大きく変わりつつあり、各地で緊張が高まり、各国首脳の個性も強烈で、一部リーダーの高齢化、長期政権化も進み、色々な意味で、外交が重要になっている、もしくは難しくなっている時期だと思います。

「国」のすることは何か?を考えると、究極的には警察的行為と外交の二つ、或いはそれに人口構成のデザインを加えた三つではないかと私は思っているので、外交はとても興味がありますが、一方、もっともその実際が分からない分野でもあります。百鬼夜行するのだろうことは容易に想像できるのですが、それは全て目的があってのことです。今、世界の外交の目的はどこにあるのか?その根本的なポイントが、最近分からなくなった気がします。

G20で何が話されるか、何がアウトプットして出てくるか、それらを見て、帰納法的に、世界の外交の今のポイントを見つけ出さないといけないんだろうなぁ。と、思うのですが、見えないことが多すぎて良く分かりません。なので私は、マーケットという鏡の反射を注意深く見ていきたいと思います。同時にV20という、仮想通貨関連の会議も開かれています。仮想通貨も株式も為替も、週末から来週は興味津々ですね!