前回6月11日のコラム「重要変化日が続く米ドル/円相場、いつどちらに放れるか」に訂正があります。

変化日6月14日を、2017年1月高値から2018年3月安値まで331日に対し、3月安値から331日目としましたが、これは誤りです。正しくは、2017年1月高値から2018年3月安値まで、319日に対し3月安値から319日目となります。

2016年12月高値から2018年3月安値までが331日間ですので、2018年3月安値から331日目の7月2日もまた変化日です。

さて、4月高値からの下落は集中する107円台計算値で止まっているものの、目先変動としては月足先行スパン下限108.351円まで、下落後のモミアイを演じている状態と言えます。

前回は4時間足を提示し、次の3つからモミアイの分岐点を探ることにしました。

【1】三波動構成変化日
【2】下落時間(上昇時間)に対するモミアイ時間
【3】均衡表の受動的、能動的変化

【図表1】米ドル/円(4時間足)
出所:筆者作成

6月18日の4時間足は、次のように1から3までが一致する局面にあることがわかります。

【1】4月高値から二波動115本に対し三波動目115本が経過、6月18日午前11時現在で117本目
【2】5月22日高値から65本の下落に対しモミアイ起点から65本が経過、現在69本目、6月5日安値から65本目は残る
【3】均衡表各線と相場実線が重なる

直近4時間足は次のようになっています。

【図表2】米ドル/円(4時間足)
出所:筆者作成

モミアイ起点から65本、下げ三波動構成の時間が経過した直後に起きた、転換線の上昇に対する反応は、細かく見れば大事なポイントだったと言えます。しかし、ここで転換線を割ったことで、モミアイ継続か下げ三波動重視にならざるを得なくなっています。

モミアイ起点から65本目の高値位置は、安値からの上げ三波動の構成ポイントと重なっているからであり、中間波動といえども三波動の時間関係は重視してください。

4時間足で先行スパン割れとなっていますが、ここまでの変動は108.351円(月足先行スパン下限)もしくは4時間足実線と遅行スパンが交わった108.449円を相場水準とするモミアイですから、これらを中心とする計算値を割り込まない限りは下げ三波動を強調することはありません。

108.351×2-108.797=107.905を割り込む局面で注意が必要となります。

さて先週から次のように大事な変化日が続いてきました。

6月11日 2016年11月3日安値から一巡環676日目
6月12日 昨年11月高値から38日の下落に対し4月高値から38日目
6月13日 4月高値から20日、20日の三波動構成
6月14日 2017年1月高値から18年3月安値まで319日に対し2018年3月安値から319日目
6月17日 2016年11月9日安値から一巡環676日目

【図表3】米ドル/円(日足)
出所:筆者作成

日足転換線108.339円は、月足先行スパン下限に見合うものとなっています。この値段を中心とするモミアイで各変化日が高値決まり、安値決まりを見せていることは非常に大事です。これらを否定するまでは売買ポイントは限られてくるものとなります。

恐らくは、基準線が下げきった時に改めて反応を試されることになります。従って、今後重視すべき変化日は7月2日近辺ということになるでしょう。

長期の下げ三波動構成変化日となりますが、7月は2016年12月高値からの一巡環7月23日も経過してきます。7月23日は4月高値から65日目でもあり、昨年10月高値から今年1月3日までの下落日数65日にも見合うのです。

ここまでの戻りを見る限り、7月変化日までの底値モミか下落かを考慮せざるを得ません。しかし、直近6月14日の安値を割らぬ限りは月足先行スパン下限水準でのモミアイ継続とみて良いでしょう。

先週述べたように、108.887円を上抜かねば戻し相場も勘案できぬという状況でもあり、悩ましい変動は続きます。