統合型リゾートの整備についての基本方針の公表が、参院選後に先送りされるとのこと。このこと自体は、あまり大したことではないと思うのですが、立法行為も行政活動も、「選挙」のためにその内容やタイミングが変わることはしばしば耳にする気がし、そのことは、大変大きな問題ではないかと、前からもちろん思っているのですが、最近とみに感じるようになりました。

人工知能(AI)などの出現や、SNSなどのデジタルメディアの影響などで、世界の情勢の変化は日に日に速く動くようになっており、その中で、「選挙」という極めてドメスティックな、狭い事情での政府の活動の遅延や萎縮は、我が国の国力の低下を、以前に増して桁違いに惹起しているのではないかと懸念します。小選挙区制も大問題だよなぁ。そろそろオーバーホールしませんかね?