連休明け、お金の使い方は通常モードに戻っている?

連休が明けて1週間以上経ち、もう完全に通常モードに戻られているでしょうか?今ひとつ調子が出ないという「五月病」の方もいるかもしれません。お金の使い方も通常モードに戻せないままということはないでしょうか。

長いお休みの間、旅行等で大金を使った方はもちろん、大きなイベントはなくても外食やちょっとした買い物が続いた方も多いことでしょう。そのまま休み明けもお財布が緩みがちになり、使ったお金を把握しきれていない、ということはありませんか? 

人の習慣は、意外と簡単に楽な方に流されてしまうもの。これまで意識的にお金のコントロールをしていた方でも、気を抜いた途端に赤字になってしまうこともあります。

使途不明金の多くはレシートももらわないままの少額の現金払いであることが多いのですが、最近では様々な種類の便利な「キャッシュレス決済」が増えていますね。使いようによっては「つい使いすぎ」を加速させずに、お金のコントロールに役立たせることもできます。

代表的なキャッシュレス決済の使い方

キャッシュレス決済は何種類かありますが、下記に代表的なものを挙げました。

【1】クレジットカード
【2】プリペイドカードやデビットカード
【3】電子マネー
【4】ペイ決済

【1】クレジットカード

クレジットカードはキャッシュレス決済の中では古株です。請求が後からくるため、つい高額な買い物になってしまうことも。

リボルビング払いやカードローンなど手軽なようで、高い金利を支払うことになり、結果として生活を圧迫することになりかねません。利用する人自身がお金のコントロールをしっかりする必要があります。

カード決済にすることでポイントが貯められたり、固定費の支払に利用することで明細をまとめることができるメリットがあります。

【2】プリペイドカードやデビットカード

チャージした分だけ使えるプリペイドカード、口座残高の範囲だけ使えるデビットカードは使い過ぎを防ぐには有効です。ただ支払おうとしたときに残金がないと使えないため、管理は必要となります。

【3】電子マネー

Suicaやnanacoなど駅やコンビニなどでよく利用され、おなじみになってきたのが電子マネー。チャージして使う場合はプリペイドカードの要素もあり (後払いのタイプもあり)、カードではなくスマートフォンや端末で使えるタイプもあり、その種類も豊富になっています。

【4】ペイ決済

新顔のペイ決済。お隣り中国ではかなり流通しています。スマートフォンやタブレットの端末を使ってQRコード決済やバーコード決済ができます。まさにお財布いらずですね。

支払方法としては電子マネーやクレジットカード、銀行口座からのチャージと上記【1】~【3】の要素を併せ持っています。また家計簿アプリと連携して管理・集計も可能で端末1つで完結する便利さがあります。

新顔ならではの防犯に関するリスクもありますので注意が必要です。


日々進化するキャッシュレス決済。小銭を数える手間や、お財布が膨らむことがなくなり(お財布すら必要ないものも!)、ポイントが貯まり、支払ったお金の集計もしてくれる…という便利さは大きなメリットです。しかし、最後はやはり使う人のお金をコントロールする意識が大切になりますので、お忘れなく。