20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の第2四半期(7-9月期)決算が先週から本格化していますが、TOPIX500採用の3月期決算銘柄に限っても先週末には50社近い企業が決算を発表しています。そこで今回は早速、先週末の決算をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に集計してみると、第1四半期と違って折り返し地点の中間決算ということもあって業績予想の修正に踏み切る企業も少なからずみられます。
例えば自動車部品メーカーに上方修正が目立ち、トヨタ紡織(3116)やジェイテクト(6473)、デンソー(6902)、アイシン精機(7259)などが通期の営業利益の見通しを引き上げており、トヨタ紡織やジェイテクトでは決算発表を受けて株価が大きく上げています。また、東京エレクトロン(8035)やNTTドコモ(9437)なども通期の営業利益を上方修正しています。一方で住友化学(4005)や日本ガイシ(5333)、JFEホールディングス(5411)、フジクラ(5803)、アルプス電気(6770)などが業績予想を下方修正し、日本ガイシの株価は大幅に下げています。
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もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
3月期決算企業の第2四半期決算シーズンが本格化しており今週も決算発表が相次ぎます。そうしたなか明日は新日鉄住金(5401)やソニー(6758)、KDDI(9433)などが決算を発表する予定です。
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