先月からスタートした小売り企業を中心とする2月期決算企業の中間決算も先々週でほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞では節約志向が再び強まるなか、百貨店や総合スーパーの業績が総じて悪化するなど、小売企業は苦戦を強いられていると伝えています。しかし、こうした厳しい環境のなかでも最高益更新が期待される2月決算銘柄もみられます。

そこで今回はこうした銘柄のなかから、上期実績が会社計画を1割以上上回り最高益達成に向けて好調な折り返しとなった2月決算銘柄をピックアップしてみました。そのなかでもダイヤモンドダイニング(3073)ローツェ(6323)東宝(9602)乃村工藝社(9716)では上期実績が計画を大幅に上回ったこともあって通期予想を上方修正に踏み切っています。