先週末で2016年度の上半期も終わりとなりました。そこでこの上半期を振り返ってみると16,000円台後半でスタートした日経平均は4月下旬に17,000円台半ばまで上昇しましたが、6月下旬には英国の国民投票でのEU離脱決定を受けて15,000円を割り込む場面もみられました。その後持ち直した日経平均ですが、17,000円近辺では上値が重く7月中旬以降概ね16,000円台での推移が続いています。
そしてこうした相場環境のなかでこの上半期の株価パフォーマンスが冴えなかったものも少なくありません。しかし、そうした銘柄のなかにも今後の挽回を期待してか強気(強気とやや強気の合計)の評価が多いものもあります。そこで今回は上半期に株価が10%以上下落したにも関わらず強気の評価が8割以上のものをTOPIX500採用銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば上期の営業利益が約1割増えて上期として過去最高を更新したようだと昨日の日本経済新聞が報じた三井不動産(8801)では強気評価の割合が8割となっています。