3月期決算銘柄の第1四半期決算発表も終わりとなりましたが、8月の第2週に決算を発表した銘柄でも2週間以上の期間が経過したことからアナリストの業績予想や目標株価の見直しがある程度進んだとみられます。そこで今回は決算集計速報PART6で取り上げた8月8日から15日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に2社以上の証券会社が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価の引き上げが多かったのが住友金属鉱山(5713)で、決算後に4社が目標株価を引き上げています。そして住友金属鉱山に続いて目標株価の引き上げが多かったのがダイキン(6367)と横川電機(6841)で3社が目標株価を引き上げています。また、決算を受けて株価が10%高となり好反応をみせた戸田建設(1860)とテンプホールディングス(2181)、ディー・エヌ・エー(2432)でも2社が目標株価を引き上げています。