英語で意見を云うことを考えていると、頭の中が英語で動き始めます。そしていずれ頭の中が英語だらけになり、英語で考えて、英語で発言することになります。これは言葉の分類に限らず、同じ日本語の中で考えるのでも、Aのことを考える時は頭の中をAだらけにしないとロクなことを考えられないし、同様にBのことを考えるには頭をBだらけにしなければいけません。

そう考えると、何のことを考えるのに頭を割り当てるかが、我々の出力を決めるように思われます。そして言葉の速さはあまり変わらないので、考えることへの頭の割り当てとは、即ち考える時間の割り当てに等しく、考える時間をどう割り当てるか、簡単に云うと時間をどう使うかが、人の出力を決めると思われます。時間は万人に有限で共通なので、余程早口で考える訓練をしない限り、時間の配分が恐ろしく重要であることが分かります。

と云っても、簡単には変えられませんけどね。簡単に変えられないからこそ、時間配分の大切さを強く認識しないといけないですね。ポートフォリオの成績の75%以上を、(銘柄選択などではなく)資産配分、アセットアロケーションが決するのと同じですね。肝に銘じようっと!