嵐が2020年末をもって休止するとのこと。1999年9月に結成されて今年で20周年と云うことで、当社マネックスとほぼ同じ頃に生まれ、同じ時代を生きてきたことになります。

この件で思い出すのは、私の場合はどうしてもキャンディーズです。1972年に芸能界デビュー、1973年に歌手デビュー。そして1977年夏に、日比谷野音でのコンサートの最後に突然解散することを宣言し、プロダクション含めて大騒ぎになり、結局翌1978年4月4日に後楽園で解散コンサートをしたキャンディーズ。(因みに私はその後楽園でのコンサートにおりました。まだ中学生でしたけど!)

「私たちは解散します」と云い、これは引退ではなく解散で、「普通の女の子に戻りたい」と云うのは、芸能人をやめたいと云う意味ではなく、グループの一員として生きることをやめて個人として生きる・活動していく、と云う意味だったのですが、そんな細かい違いは、一般には理解されてなかったかも知れません。いずれにしろ、嵐の休止も、キャンディーズの云った解散と同じ意味のように聞こえますが、キャンディーズは20歳の頃に決断したので、しかもナベプロと云う当時の巨大組織の中での行動だったので、なんともあっぱれというか、或る意味でイノベーターだなぁと思います。

あら?嵐の話ではなくキャンディーズの話になってしまいました。すいません。嵐は、これから2年間しっかりとファンに向き合っていくと云うので、これは中々素晴らしい決意だと思います。頑張って欲しいですね。