マーケットが凪いでいる感じがします。いや、正確に云うと、マーケットが凪いでいるのではなく、投資家の投資意欲が、特に個人投資家の投資意欲が凪いでいる気がします。何故でしょう?

色々な原因の可能性があり、一概に論ずることは不可能に思われますが、いくつか仮説を考えてみました。アメリカを中心に政治が発信源の世の中の変動要因が多すぎて、マーケットに対する相場観を持ちにくくなっている。或いはそのような多くの変動要因に注意力が奪われてしまって、投資に対して積極的に取り組む意欲が持ちにくくなっている。お正月休みが終わったあと、どうもエンジンがまだしっかりと掛からない。風邪を引いた。

なんかどれもありそうですが、一番最後に書いた「風邪を引いた」が、今の状況を或る意味で一番云い表している気がします。寒いしなぁ。風邪は、引くこともありますが、治るものです。風は、凪いだあとには、また吹くものです。今のうちに次の一手を考えておきたいですね。