昨晩のアメリカ市場、暴騰しました。それを受けての日本時間今朝の報道各社のフラッシュニュース。アメリカのメデイアでは、私の訳だと概ねこうなります。「ダウ平均は1000ポイント以上、或いは5%上げ、上げ額としては史上最高、上げ率としては2009年以来最高となった。」一方日本のメディアだと概ねこうなります。「ダウ平均は1086ドル高の2万2878ドル、上げ幅として史上最高となった。」

微妙な違いですが、大きな違いがあると思います。アメリカメディアの方が、正確です。少なくともトレーダーだった私からすると、アメリカメディア的な捉え方、云い方をするし、もし部下が日本のメディア的云い方をしたら注意すると思います。マーケットはセンチメントによって大きく動きますが、投資は印象ではなく数字分析が大切です。投資世界においては、やはりまだ、アメリカに一日の長があると、今朝も感じました。

さて「冬来たりなば春遠からじ」はようやく来たでしょうか?そう信じたいですが、もう少々慎重に観察していきたいと思います。