一週間弱のニューヨーク出張が終わります。結局、東京にいる時よりも更に忙しくなってしまいました。これはいつものことです。海外出張に行くと、大体忙しいのですが、ニューヨークだけは格別で、忙しさのレベルが違います。朝から晩まで、隙間なく詰め込んでしまうのです。こっちに来る前は隙間があっても、前日までに、隙間なく詰め込んでしまいます。当日更に隙間をなくすこともあります。今日も、昨日から今日に掛けて、急遽朝一番に追加で2つの用事を入れてしまいました。

何故だろう?ニューヨークがそういう街なのか?私がニューヨークは特別に知り合いも多く勝手が分かるからそうなるのか?はたまた相性か?結局は、私はニューヨークに来ると興奮してしまうのだと思います。ハイパー状態になってしまって、次々に人にリーチして、どんどん用事を作るのだと思います。ではなんでそんなハイパー状態になるのか?それは、そのように訓練されたのでしょう。

新米社会人の時に、とにかく自分を前へ前へ押し出して、暇な時間を作らないで戦闘モードというかハイパーモードにするように、そんな風に徹底した9ヶ月があったので、そのクセが条件反射のように、完全に体と脳に染み込んでいるような気がします。常にいっぱいギリギリで、しかも忍耐強くそれを続けること。私にとってのニューヨークはそんなところです。

一週間じゃ足りなかったな。もっともっと色々な人と、マーケットや、テクノロジーや、ビジネスのことを、話したいな。後ろ髪を引かれるような気持ちで、帰国します。月曜日に鳥瞰したいと書いたことは、帰りの飛行機の中で、文字通り鳥瞰したいと思います。皆さま、良い週末をお迎え下さい。