初心者でもわかりやすい金融用語集

買掛金

買掛金とは、企業が商品やサービスを購入した際に、まだ支払いが完了していない金額のことを指します。

この金額は、企業のバランスシート( 貸借対照表 貸借対照表貸借対照表とは、企業の財務状況を特定の時点で示す財務諸表の一つです。この表は、企業が保有する資産、負債、および資本を一覧にまとめたもので、企業の財務健全性を評価するために使用されます。 具体的には、... )において負債として計上されます。買掛金は、通常、一定の支払い期限内に支払われることが求められます。例えば、企業がサプライヤーから商品を購入し、30日以内に支払う契約を結んだ場合、その未払いの金額が買掛金となります。

反対に、企業が他の企業や顧客に対して商品やサービスを提供し、まだ支払いを受けていない金額は「 売掛金 売掛金売掛金とは、企業が商品やサービスを販売した後、顧客からまだ実際の支払いを受けていない代金のことです。 会計上、売掛金は発生主義に基づいて計上されます。つまり、商品やサービスを提供した時点で売上として... 」と呼ばれます。売掛金は、企業の資産として計上されます。