品貸料

品貸料とは、制度信用において、 株式 株式株式とは、企業が資金を調達するために発行する証券の一種であり、これを購入することで投資家はその企業の所有権の一部を持つことになります。株式を保有することで、投資家は企業の利益の一部を配当として受け取る... を借りる側（売り方）が支払い、株式を貸す側（買い方）が受け取る料金です。 逆日歩 逆日歩逆日歩とは、信用取引における空売り（信用売り）を行った際、信用売り残高が信用買い残高を上回る状況で、売り手が買い手に支払う費用です。 この費用は品貸料とも呼ばれ、証券会社や証券金融会社間の貸借取引で... ともいいます。

具体的には、証券金融会社に株式の不足等が生じた場合、証券金融会社は外部からそれらの株式を調達します。それらのコストは1株あたり〇円の品貸料という形で、それらの株式を借りる投資家に転嫁されます。

品貸料の高低は、その証券の貸借市場における需要と供給のバランスによって決まります。 空売り 空売り空売りとは、株式やその他の金融商品が将来価格が下がると予想される時に利益を得るための取引手法です。投資家は、まず信用取引などを利用することで証券会社から現物株式を借りて、現在の市場価格で売ります。その... の需要が高く供給が少ない証券は、品貸料が高くなる傾向があります。逆に、供給が多く需要が低い場合は、品貸料は低くなります。