記事一覧
フィナンシャル・インテリジェンス部の山口慧太が銘柄選びのお手伝いをします。
週1回程度更新

【米国株】6月のパフォーマンスが良かった株、悪かった株
6月の米国株式市場は、4月の不安定な地合いを乗り越えて反発した5月に続き、主要3指数がそろって大幅に上昇しました。S&P500は前月比5.0%上昇、ナスダック総合株価指数は6.6%上昇と、生成AI関...
【米国株】ナスダックが年初来高値を更新 年初来パフォーマンスのトップは?
6月26日の米国市場では、ナスダック総合株価指数が2月19日以来およそ4ヶ月ぶりに終値で2万ポイント台を回復し、年初来高値を更新しました。そこで、今回は、ナスダック総合株価指数を構成する銘...
【米国株】出遅れ感の目立つ米中小型株 ラッセル2000に着目
2025年の米国株式市場は、トランプ大統領による関税政策や中東情勢の緊迫化を背景に、相場の不安定さが続いています。そうした中でも主要3指数は調整局面を乗り越えながら底堅く推移しており、...
【米国株】米国のイラン核施設への攻撃表明で注目集まる防衛関連株を整理
米東部時間の21日夜(日本時間22日午前)、トランプ米大統領がイランの核施設を攻撃したと発表しました。市場では地政学リスクの上昇により投資家のリスク回避姿勢が強まる一方で、防衛関連銘柄...
【米国株】高自己資本比率×高ROE──財務の安定性と収益性を兼ね備えた優良企業を抽出
企業の成長性や競争力を測るうえで、ROE(自己資本利益率)は欠かせない指標の一つです。ROEは、企業が株主から預かった資本を、いかに効率的に利益へと変えているかを表しており、資本の「使い...
【米国株】中東情勢の緊迫化でエネルギー株が逆行高
先週末(6月13日)の米国市場では、イスラエルとイランを巡る中東情勢の緊迫化を背景に投資家のリスク回避の動きが強まり、主要3指数はそろって大きく下落し、S&P500株価指数は前日比で1.1%安...
【米国株】アップルがトップ S&P500構成銘柄の自社株買い上位15社を紹介
米国企業による自社株買いが過去最高水準に達しています。2025年5月8日付の日本経済新聞では、「米企業の自社株買い、過去最高水準 戻り相場を演出」と題した記事が掲載され、株式市場の戻り相...
【米国株】マクドナルドが投資判断引下げで下落 ダウ平均構成銘柄のアナリスト評価を総点検
6月10日の米国株式市場では、ダウ平均構成銘柄であるマクドナルド[MCD]の株価が、アナリストによる投資判断の引下げを受けて1%超下落しました。引下げを行ったアナリストは、米国で肥満症治...
【米国株】成長性も加味して“真の割安株”を見極める PEGレシオが低いS&P500構成銘柄15社
株式投資において、PER(株価収益率)は企業の割安・割高を判断するうえで、最も広く使われている指標のひとつです。PERが低い企業は一般に「割安」とみなされ、投資妙味があるとされますが、そ...
【米国株】DOEに着目、安定的な株主還元が期待されるS&P500の高DOE銘柄15社
近年、株主還元において安定性と持続可能性を重視する投資家が増える中、DOE(株主資本配当率:DividendonEquityRatio)に着目する動きが広がっています。DOEは、企業が”自己資本”に対してど...
【米国株】5月のパフォーマンスが良かった株、悪かった株
5月の米国株式市場は、4月の不安定な地合いから一転し、主要3指数がそろって大幅に反発しました。S&P500は前月比+6.2%、ナスダック総合株価指数も+9.6%とハイテク株を中心に大きく上昇しまし...
【日本株】のれん非償却の制度変更で注目、のれん比率が高いIFRS未採用企業
5月26日付の日本経済新聞では、『企業がM&A(合併・買収)する際、「のれん」の償却を定期的にしない会計処理を認める制度変更の動きが出てきた』と報じられました。現状、日本の会計基準では、...
【米国株】テンバガー候補筆頭?創業社長が率いる成長企業に注目
将来的に株価が10倍以上になる「テンバガー」銘柄を見つけるには、成長性・収益性・経営体制といった複数の観点から企業を見極めることが重要です。特に、創業者がCEO(最高経営責任者)を務め...
【米国株】ミックス係数から割安度が際立つ“グレアム流”バリュー株に注目
企業価値を評価するうえで、収益力や資産価値に対して株価がどの程度割安かを測ることは、重要な視点です。そうした評価軸の一つとして、バリュー株投資の始祖であるベンジャミン・グレアムが提...
【米国株】S&P500株価指数構成銘柄のうち、直近1ヶ月でアナリスト評価が上昇した銘柄に注目
米国企業の2025年1~3月期決算発表は、おおむね一巡しました。トランプ大統領による関税政策の影響が、企業業績や業績見通しに与える影響が注目された中、各社のガイダンスやアナリスト評価にも...
【米国株】コストコやフェラーリなど、営業CF対投資CF比率が100%以上の安定成長企業
企業が持続的な成長を遂げるためには、営業キャッシュフロー(以下、営業CF)を安定して生み出しつつ、そのキャッシュを効率的に投資活動へ振り向けることが不可欠です。営業CF対投資CF比率が10...
【米国】過去10年間でROEが一貫して20%以上、かつ10年前よりもROEが向上している企業
ROE(自己資本利益率)は、企業が自己資本に対してどれだけの利益を生み出したのかを表す指標で、企業価値の創造において最も重要な指標の一つです。そこで今回は、ROEに着目して、以下の基準で...
【米国株】トランプ大統領による薬価引き下げで懸念される米医薬品株のファンダメンタルを再整理
トランプ米大統領は12日、薬価引き下げに向けた大統領令に署名しました。これを受け、各国の医薬品株は収益の悪化が懸念され、株価が一時下落した場面も見られました。こうした環境下で、今回は...
【米国株】S&P500株価指数構成銘柄のうち目標株価との乖離が大きく上値余地が期待される銘柄
米国企業の1~3月期決算発表が本格化する中、市場予想を上回る利益を発表する企業が相次いでいます。そして、底堅い企業業績を支えに、米国株式市場はトランプ政権の関税政策発表前の水準を回復...
【米国株】キャッシュフロー経営が際立つ優良企業に注目
企業価値の評価において、最も重要な指標の一つがキャッシュフローです。例えば、アマゾン[AMZN]の創業者ジェフ・ベゾス氏は2004年の株主への手紙で、「我々の究極の財務指標であり、また長期...
- 岡 功祐
- マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部
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慶応義塾大学商学部卒。2022年にマネックス証券に入社。2024年からアナリスト業務を担当し、現在は米国経済指標や市況概況の執筆、各種ウェブコンテンツ作成に従事。
