昨年末に19,000円の節目を回復した日経平均ですが、年明け以降大幅な調整となっています。今年最初の取引となった4日は上海市場でサーキットブレーカーが発動されるなど中国株の急落を受けて日経平均は600円近い下げとなりました。その後も原油価格の下落などもあって下げが続いた日経平均は昨日まで年初から戦後初の6日続落となり、この間の下げ幅は1,800円余りとなりましたが、さすがに本日は米国市場の上昇もあって7日ぶりに大きく反発し今年初めての上昇となりました。

こうしたなか大きく上昇する銘柄も多くありましたが、調整が大きかったこともあってテクニカル的にまだまだ売られすぎの銘柄も少なくありません。そこで今回はTOPIX100採用の主力銘柄を対象に25日移動平均かい離率、RSI、ストキャスティックスといったテクニカル指標が売られすぎとなっているものをピックアップしてみました。例えば7日に決算を発表し通期予想を下方修正したファーストリテイリング(9983)では、25日移動平均かい離率がマイナス10%で、RSI、ストキャスティックスが20%以下となっています。また、住友不動産(8830)でも25日移動平均かい離率がマイナス9%となり、RSIが20%以下、ストキャスティックスが10%以下となっています。

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