NYダウ: 20894.83  △89.99 (5/22)
NASDAQ: 6133.62  △49.92 (5/22)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場は防衛関連株やハイテク株に買いが入り3日続伸となりました。上昇して始まったダウ平均は一時110ドル高近くまで買われるなど一日を通して堅調に推移すると89ドル高の20,894ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も49ポイント高の6,133ポイントとなっています。

2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうちエネルギーを除く10業種が上げました。そのなかでも情報技術と公益事業が1%近く上昇しています。

4.個別銘柄動向
トランプ米大統領が就任後初の外遊で訪問したサウジアラビアに対し1100億ドルで兵器を売却すると合意したことからボーイング(BA)やロッキード・マーチン(LMT)といった防衛関連株が買われ、ボーイングはダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなりました。また、ハイテク株が堅調でアマゾン・ドット・コム(AMZN)が上場来高値を更新したほか、アップル(AAPL)やインテル(INTC)、グーグルの持ち株会社であるアルファベット(GOOGL)なども上げています。さらにフォード・モーター(F)が上げています。マーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が退任すると発表し、経営陣交代で業績改善に向けた取り組みが進むとの見方から買われました。一方で開発中の骨粗しょう症治療薬について年内は米当局の承認が見込めないと発表したバイオ製薬のアムジェン(AMGN)が下げています。

5.為替・金利等
長期金利は0.02%高い2.25%となりました。ドル円は111円台前半で推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国市場は続伸となったものの、ドル円が引き続き111円台前半で推移していることから本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか昨日に4月18日以来約1ヵ月ぶりに2兆円を割り込んだ東証1部の売買代金に回復がみられるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)