NYダウ: 20975.09  ▼21.03 (4/26)
NASDAQ: 6025.23  ▼0.27 (4/26)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場は利益確定の売りで3日ぶりに小幅反落となりました。トランプ米政権が発表した税制改革案への期待から一時70ドル以上上昇するなど小幅高での推移が続いたダウ平均ですが、引けにかけて利益確定の売りが出てマイナスに転じると21ドル安の20,975ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も0.2ポイント安の6,025ポイントとなっています。

2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうち不動産や生活必需品、エネルギーなどの7業種が下げました。一方で電気通信サービスやヘルスケアなどの4業種が上げ、電気通信サービスは1%を超える上昇となっています。

4.個別銘柄動向
決算で2017年6月期の売上高が前期を下回る可能性があるとの見通しを示したプロクター・アンド・ギャンブル(PG)が2%を超える下落となり、ダウ平均構成銘柄で下落率トップとなりました。決算で売上高が市場予想を上回る減収となったボーイング(BA)も1%近く下げ、プロクター・アンド・ギャンブルとボーイングの2銘柄でダウ平均を27ドル以上押し下げています。ダウ平均構成銘柄以外では、決算で最終損益が赤字となったUSスチール(X)が急落しています。一方でツイッター(TWTR)が大幅高となっています。決算は減収で最終赤字だったものの市場予想ほど悪化しなかったことや、利用者数の増加が好感されました。また、中国政府が外資系自動車メーカーの中国での合弁企業への出資規制を緩和すると発表したのを受けフォード・モーター(F)やゼネラル・モーターズ(GM)が堅調でした。

5.為替・金利等
長期金利は0.03%低い2.30%となりました。ドル円は111円台前半で推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
本日の日本市場は日経平均が昨日までの4日間で850円以上上昇していることもあって利益確定の売りが出やすく反落でのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均は一目均衡表の雲の下限(19,159円)がサポートとなるかがポイントとなりそうです。また、本日は昼ごろに日銀の金融政策決定会合の結果が発表されますが、現状維持が予想されておりマーケットへの影響は限定的となりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)