アップルが有機EL採用へ
米アップル(AAPL)がスマートフォンiPhoneの表示装置として有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを採用すると本日の日本経済新聞が伝えています。従来の液晶パネルに加え、鮮明な画像と省電力が特長の有機ELを搭載する製品を3年後に発売する計画で、アップルは部品メーカーなど複数の取引先に伝えたと報じています。
有機ELは電圧をかけると自ら発光する有機化合物を用いた薄型ディスプレーで、発光ダイオード(LED)などのバックライトが必要な液晶パネルなどに比べ薄く、消費電力も少ないといったメリットがあります。パネルの製造で日本メーカーは韓国メーカーに後れをとっていますが、部材では日本勢が競争力を持っています。