俺は今ハワイにいる。昨夜は飛行機の中で有料wi-fiに接続しながらFOMCの発表を待っていたのよ。便利な世の中といえば便利なのだが心落ち着ける間がないといえばその通りなのだ。まあそれはさておき俺は昨夜うまく立ち回れたと思う。今回はその実況を書く。実は年始から久々に力を入れてFXをやっている。昨夜のFOMC前までやや損が出ていた。これはあいかわらずのことなんだけどね。ともかく俺はドル円の買いポジションを持っていた。眠い目をこすり日本時間3時頃開いてみるとドルはなかなかに上昇していた。俺は悩んだ。もう少し待てばプラマイ0になる。しかし欲をかくと必ず痛い目をみる。しかもあと少しであのFOMCの発表だ。俺は持ちポジの8割を手放すことにした。その買い分は少しだがプラスになっていたからだ。そしてFOMCの度に振り落しにあってきた苦い経験を生かしてやりたいなぁ、と小さな野望が芽生えた。ポジを手放した返す刀で指し値買い発注をしたのであった。FOMCの直後というのはその証言の良し悪し好き嫌いにかかわらず、大抵過剰な反応がみられる。結果とんでもない値幅で為替が上下するというものなのだ。俺は1円下に大量の買いを入れてやった。それだけでは飽き足らず1.2円下にも少しだが買いを入れてやったのだ。ガハハ。俺は大物相場師になった気分になった。相場に振り回される小物は卒業したということなのだ。ご満悦だった。ニンマリしていた。ふと気づくと4:03だった。慌てながら落ち着いてwi-fiに接続すると既に大きな上下の最中であった。俺は焦った。ポジションを確認すると何も買えていない。あら?俺は買いの発注がなされなかったのだと判断した。そしてその激しいエレベーターのドルを素手で捕まえる暴挙に出た。つまり闇雲に買った。予定数を買い終えて見ると先に発注された金額まで値段が届かなくて買えていなかっただけ。つまり発注は残っていた。俺はすぐにとりけした。ヒヤヒヤしたってなもんだ。
その後もエレベーターはなかなか収まらなかった。で、結果FOMC前に抱いた野望は果たされなかった。今も。というか、小手先の小技は小技だったという。疲れたけど楽しんだからよしとしよう。損はしていないようだし。今年はFXの当たり年にするのさ。
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サンプラザ中野くん
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