サンプラザ中野だー!

 夏祭りにてアコースティックライブをやったのだ。アンコールでは「Runner」を島太鼓とあわせて演奏した。太鼓とのセッションは初めてだった。でもとても良かった。演奏者全員とても楽しい時間を過ごせた。観客も多分、と思う。
 以前も書いたが八丈太鼓は独特だ。和太鼓ではあるがジャズである。和太鼓は威勢良く人心を煽るもの、と俺は認識している。それからは大きくはずれる演奏スタイルなのである。演奏の際、太鼓は1台だけ使用する。2名の奏者が1台の2面をそれぞれ敲く。

 下打ちと呼ばれる一人がリズムを刻む。それに乗せてメロディーを奏でるように相方が演奏を繰り広げる。二人の意気が演奏の長さや盛り上がりを決めていく。場を読み互いの心を読み奏でていく。自由なのである。即興性が高いのである。だからジャズなのである。

 これを東京に、そして世界に広めたいと思う。もちろん海外から呼ばれて演奏に行くこともある。でもまだまだこれからだ。そこで良い考えが沸いてきた。みんなで飲みながら話したのだ。あ、八丈島の焼酎は美味いのだ。1万人に満たない人口なのだが、酒造会社が5軒もあるらしい。銘柄は10個ほどあるらしい。生産量の半分は島内で消費してしまうらしい。だから本土では少ししか販売されないのだそうだ。希少である。さておき、そのアイデアは今は書かないでおこう。真似されちゃうと困るから。

 アシタバもあるし黄八丈もある。もちろん魚もね。サーフィンにもダイビングにもかなりgoodなスポットだと聞く。未来があるぞ八丈島。羽田から45分で着いちゃうぞ。だから機内での飲み物サービスがない。出している暇がないからだぞ、きっと。

 ライブが終わって一息ついて打ち上げに行った。店に入ろうとしたとき、中学生くらいの男子が10人くらい走ってきた。そして「ライブ最高でした!」と言ってくれた。嬉しかったぜ。ありがとう。島の未来は君たちにかかっているのだぞ。島ごと上場するような気持ちで、島の未来を考えるのだぞ。

 ちなみに「レレレのおじさん」の衣装は黄八丈なのだぞ。