サンプラザ中野だー!
俺の持ち株も上がっているぞ。やったやったね良い気分。自民党の圧勝が原因なんだろうな。昨日会ったあるアナリストは「調整があるとは思いますが、年末14000円は固いと思います」と言っていた。俺が株を始めてもうすぐ6年。ITバブルを味わわなかったので初めての上げ相場だ。このまま俺が死ぬまで上げ続けてくれ。
選挙といえば開票速報特番に出た。「どこのチャンネルにいた?」と頭の中にクエスチョンマークが出た君。正しいぞ。俺はテレビに出たのではない。コンピュータに出たのだ。つまりインターネット放送の特番に出たのである。それは多分史上初の試み。USENが運営している無料ブロードバンド放送「Gyao」の企画だ。その特番は9月11日の午後8時からの生放送なのであった。
そもそも「Gyao」は今年始まったばかり。にもかかわらず170万人以上の会員がいる。視聴は完全無料である。会員になるためには登録が必要だ。登録料も一切かからない。作業も至って簡単。住所も名前も記入する必要がないのだ。必須記入事項は大まかな年齢と職種と郵便番号くらいである。これなら個人情報が流出する危険はない。利用者はもちろん事業者側もだ。つまり保護のための予算が要らないのである。ではそんな登録が何の役に立つのか。答えはコマーシャルの後。じゃなくて、コマーシャルのためだ。つまり視聴している人の年齢と職種等がわかればCMを選んで流せるのである。仕組みは良く分からないが,そういうことらしい。
で、史上初と思われるインターネット生放送による選挙開票特番は都内某所のテレビスタジオで始まった。司会者もパネリストも十分に名前のある方々だ。政治家も来た。もちろん当落速報も入るし各政党からの中継も入る。選対委員長などのコメントも、だ。つまりテレビのそれと遜色ないのである。ディレクター陣もしっかりしている。本当に本物の番組なのである。いままで面白い番組はテレビが作っていた。魅力的な出演者が集まる。そして優秀なスタッフもだ。それもこれもCMがお金を出してくれるからだ(NHKを除く)。
そのCMがインターネット放送でも流れ出している。今やラジオのCM料よりもインターネットの広告料の方が多いのだそうだ。間もなくテレビのそれがインターネット放送に抜かれる日が来るかもしれない。免許制で守られてきた放送事業にいよいよ風穴が開いてしまうのだろうか?