サンプラザ中野だー!
iPodの省機能、ガムサイズ版だ。軽くて軽くて、もうびっくり。早速ランニングに連れて行った。寒くて辛い真冬のランニングも、これで楽しくなったのであった。さて先週の続きだ。「黒砂糖を摂るべきだ」と書いた。しかし、思うにこれでは直接的過ぎる。そこで上手いタイトルを考えた。「スイーツ好きは、株が下手」。どう、読みたくなったでしょ?では本題。
今の日本で「甘い物が好き」という事は、すなわち「白砂糖が好き」ということだ。白砂糖でも黒砂糖でも体内に入ると糖になるのである。これはエネルギーの素となる。必要なものである。人間は糖分を血液に混ぜて各所に運ぶ。血液の中に糖分がなくなると大変なのである。しかし無くなってもしばらくは大丈夫だ。なぜなら蓄えがあるからだ。それは脂肪細胞やグリコーゲンに形を変えて体内に蓄えられている。身体はそれらを分解して、糖に戻して血液中に流す。血糖値を安定させるために。しかしスイーツ好きの身体はそれができない。そこが問題なのだ。
白砂糖は精製されたものだと書いた。精製されたものは体内に取り込まれるのが速い。白砂糖はすぐに血液に取り込まれ体中に回る。だから身体がすぐに反応する。脳に回れば脳が活発に動く。だから取り込んだとたんに元気になる。摂ったとたんに元気になるということは、「摂らないと元気が出ない」ということだ。元気が出ないだけならいいが、平静が保てなかったりする。つまりイライラする。原理はこうだ。白砂糖という即効性の糖分でエネルギーを摂るのは気持ちが良い。すぐに元気が出るから。だから足りなくなるとすぐに「白砂糖で糖分を補給しよう」と思うようになる。簡単だから。これを繰り返すと身体もそれに慣れる。身体は脂肪やグリコーゲンから糖分を取り出す努力を放棄する。すると血液中の糖分が不足する事態が起こる。仕事中などで甘味が摂れないとき。そのときにその身体は活動停止に追い込まれる。先ずイライラする。そしてボーっとする。動けなくなる。低血糖の状態になるのである。
つまり体内のものを使えなくなった人は、糖分の安定供給の危機ということだ。だから一定のレベルをキープすることが出来ない。肉体的にも精神的にも。つまり常に不安定な人間になってしまう。元気がいい・元気がない・明るい・怒っている・泣いている。そんな風にくるくると気が変わる人。そんな人が株を上手に出来るわけがない。ということで「スイーツ好きは、株が下手」なのである。どう?