サンプラザ中野だー!

先週二十日に発売したCD「We Love 阪神タイガース!〜生まれたときから虎だった〜」が、オリコン・シングルチャート初登場40位になった。購入してくれた方、大変ありがとう。感謝する。まだ購入していない方々、ネットでも買える。よろしく頼む。

昨今CDの売り上げが落ちているとはいえ、40位に食い込むとは中々のものである。しかも「大阪限定発売」と言っても過言ではない状況下でである。これがタイガースのマジック減少と共に、勢いを増して全国に波及する。そうなればベスト10入りも夢ではない!と、夢を膨らませるサンプラザ中野とハッピーモーニングの面々であった。

さて、今の日本で「一番大切なものは?」と聞かれたら「多様性」と俺は答える。それは政治においても、また経済・教育においてもである。画一化で成し遂げられた高度経済成長。次の発展を望むとき、その成功体験をもとにしていたのでは難しい。

以前NHKで「何故日本軍は太平洋戦争に敗れたか?」というテーマの番組があった。日本軍は日露戦争に勝利した。これは有色人種が白人との戦争に初めて勝った、実に歴史的な勝利なのであった。その歴史的成功体験をもとに太平洋戦争下においても、ほぼ同じ軍備で同じ戦術で戦った。ゆえに敗れた、とNHKは解説したのだ。アメリカの軍備・戦術の近代化を鑑みなかった。最新鋭の機関銃の十字砲火の中を、ただ突撃させた。

かように過去の成功体験が次の成功を生むとは限らない。高度経済成長をもたらした「画一化」は次の成功を生まないのではないか、と考えられる。

近頃気になる祭りがある。「よさこい祭り」である。もともとは高知の祭りである。資料によると昭和29年に集客目的で作られた祭りなのだそうだ。半世紀前である。徳島県の阿波踊りは300年前が起源らしい。その阿波踊りに負けぬよう「よさこい節」「よさこい踊り」を基に作られたのだそうだ。

これが何故気になるのかというと、急激に全国に広まりつつあるからなのだ。そもそもは札幌の学生が町の活性化のためにソーラン節とミックスさせた「よさこいソーラン祭り」の成功が始まりだ。これの大成功をみて、全国的に「町の活性化の起爆剤」あるいは「よさこい祭りは金のなる木」と認知されたのだろう。

全国の人々が幸せで楽しんで踊っている。それは大変に素晴らしい。しかし違和感も感じる。日本中の人が阪神ファンで全員が「We Love 阪神タイガース!」を喜んで購入するような違和感だ。でも買ってくれたら嬉しいね。どっちやねん!

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/