私の母校(高校)の運動会で行われる「棒倒し」という競技について、なんとニューヨーク・タイムズに、詳細な記事が載りました。単に「棒倒し」ではなく、「母校の棒倒し」についての記事であり、身内では良く知り尽くした内容であっても、一般にはかなり独特な記事だったのではないでしょうか。

何せ記事の題名が、"The Organized Chaos of Botaoshi, Japan's Wildest Game"であり、棒倒しのことをアメフトとラグビーと相撲と格闘技(武術)の組み合わせだとも書いています。アメリカ人(と思われる名前の)記者の記事で、噂によると棒倒しが行われる運動会の前日と当日みっちり取材して書いたらしいので、アメリカ人の目から見ると、しっかりとした記事を書くに足りるほど独特なものなのでしょう。まぁ正直、日本の中で見ても、少々、いやかなり独特ではあります。

記事に詳しく書かれているのですが、棒倒しはチームワークと戦術・戦略と、練習・気力・体力が必要です。当然ですが、私にはもう出来ません。17歳と18歳の春、恐らく人生の中で物理的には最も頑強だったあの瞬間だけに出来た競技?試合?戦いです。懐かしいな。今週末に同窓と海で集合する企画があるので、雰囲気だけでも再現してみようかな?