かつてトランプ大統領が出ていたテレビ番組「アプレンティス」は、若いビジネスマンが見習いとして様々な問題に答えたりして、それをトランプが評して、勝ち残れなかった若者に対して「You are fired!(お前は首だ!)」と叫ぶ、お笑い番組でした。確かその頃のトランプは、必ずしもビジネスが上手く行かなかった時期のあとで、お笑いタレント的に復活を遂げていったように記憶していますが、間違っているかも知れません。
まさにその番組のように、今日トランプは、入国制限の大統領令について支持しなくていいと司法省の弁護士に指示したイェーツ司法長官代行を、その指示の数時間後に「You are fired!」と云ったかどうかは定かではありませんが、fire つまり首にしました。激しいオッサンです。元々アメリカは、比較的多くの数の国々と、その国々のために活動していると目されている組織や個人との、アメリカ企業による金融取引を禁止しています。
これはOFAC(Office of Foreign Assets Control)と呼ばれるアメリカ財務省の一部門が規制・実施していることなのですが、その制限の幅と深さを見ると、今回の7ヵ国からの90日間の入国制限は、必ずしも突拍子のないアクションではないと思われるのですが、その云い方や、実施するやり方、スピードなどが、多くの人にはついていけなくて、強い反感を買っているのでしょう。もうちょっとやり方変えないと、無駄なコストが高く付きそうですが、これも最初はエグくしておいて徐々に緩和するという、朝三暮四的な戦法なのかも知れません。しかしなぁ、
人々は猿じゃないしなぁ。。。
それはさておき、今日東京で梅を見たという知らせを聞いたので、マネックスグループの決算発表に出掛ける際に、ちょうどその経路上に小さな梅林があるので、10分ほど寄り道してみました。紅梅も白梅も既に咲き乱れていて、周囲にはいい梅の香りが漂っていました。立春の前に梅の花か。ちょっと早い気がします。一昨日・昨日の陽気が花を一気に咲かせたのでしょうか?春はもうそこですね!