今日は終戦記念日。戦後、既に71年目になります。最近ふと思うことがあります。
私が生まれたのは昭和38年。私にとって戦争は遙か彼方の歴史的事柄のように思えたのですが、私が生まれたのは実は戦争が終わってからたった18年後のことだったのです。マネックス証券も、生まれてから17年以上が経っています。戦争が終わってから私が生まれたまでの月日と、マネックスが生まれてから今日までの月日が、さして変わらないと云う事実。

マネックスの17年は、あっという間の出来事のように私には思えます。と云うことは、例えば私の親からすると、戦争が終わってから私が生まれるまでの期間は、さして長くないのかも知れません。しかし私にとっては戦争は遙か彼方です。同様に、私にとってほんのこの間の事のように思えるマネックス誕生は、今の社会、今のお客さまから見たら、遠い彼方、遙か昔の出来事なのでしょう。そう考えると怖くなります。多くの強い反省に包まれます。

自分の感覚や感情、自らの認識を遙かに大幅に、もう無茶苦茶に超えるレベルで会社を変えて来て、初めて社会の感覚に追い付けるのではないか。そうしてこなかったマネックスは、とっても陳腐化しているのではないか。しかし反省は、振り返って初めて考えることです。後悔先に立たずと云いますが、後悔しても意味がありません。Nothing is too late. 前進あるのみ。いや、正しくは変化あるのみ。マネックスを変えていきます!