昨日は平成が始まってから1万日目だったとのこと。そんなもんか。1万日と云うと気の遠くなるようなことに聞こえますが、このマネックスメールも昨日で第4121号。このつぶやきも今日ので4122回目になります。手前味噌ではありますが、すげぇーなー、と思います。1999年8月10日から今日まで、一営業日も休まずに書き続けてきました。

ところでこの二百万字を優に超えるテキストの分析を始めて下さった方がいます。
数日前に、極めて初期段階ではあるものの、簡単な分析結果を聞かせていただきました。17年にわたる変遷の中で、スタイルや語彙の変化があったか、それはどのようなものか、などが主な分析対象です。分かったことは、それぞれの年に於ける平均で見ると、一回当たりの文字数も、文の個数も(ということは即ち文の長さも)、段落の数も、皆ほぼ毎年同じ。年間で使われた名詞の個数もほぼ同じ。
などの結果が見えてきました。要は17年間、かなり安定した書きぶりだったようです。そうですよね、そうでないと続けられないですよね。

一方、どんな名詞が多く使われたかを見ると、それなりの変遷がありました。例えば「マーケット」と「市場」は、17年間常に多く使われてきた名詞なのですが、市場が段々減り、マーケットが増えてきています。2011年と2012年は、「世界」という名詞が一番多く使われており、これはマネックスが世界に出て行った時期と重なるので納得がいきます。そうかと思うと或る年だけいきなり「寿司」という名詞がトップ10にランクインしていて、しかも1位という、不思議な現象もあったりします。自分の頭の中や生活の変化を見るようで、中々興味深いです。更に分析が進み、自分のことをもっと知れる機会を楽しみにしたいと思います。