昨日は中国に於けるビジネスパートナーと有意義なミーティングをした後、いつものように大宴会をしました。初めて中国出張に同行した社員は洗礼を受けて今日はグロッキーですが、私はもう慣れていてペースを制御したので、今日は気分爽快です。何事も経験は重要です。

今日は帰路につく前の短い時間に、現地の古刹、臨済宗のお寺に寄りました。案内のお坊さんの説明を聞くと、馴染みのある話ばかりでびっくりします。般若心経を掘った石碑もありました。全ての字とその並びが、馴染みのあるものです。そしてなんと空海像もありました。びっくりです。案内してくれたお坊さんは、近々京都に一週間の旅行に行くのをとっても楽しみにしているとのことでした。

実は私の家は曹洞宗で、古くは臨済宗だったと聞いたこともあり、そんなことを中国のパートナーが知っていた由もないのにここに連れてきてくれて、縁を感じました。私たちの健康や繁栄を祈願した供養も本堂内で執り行ってくれて、そこでお祓いしていただいた上で渡された品物の中には、敦煌壁画をあしらったものがあり、これは私の或る個人的な思いを、中国のパートナーが慮ってアレンジしたことに違いありませんでした。ありがたいことです。人と人との出会いは大切にしたいですね。そしてお寺ってやはり引き合わせられるものがあるのですね。また行こうっと。