マネックスグループの株主総会は、土曜日に無事終わりました。430名の株主の方に御出席いただき、9,768名の方に議決権を行使いただき、行使率は75.3%となりました。総会自体の長さは約1時間30分。質問の内容は年を経るにつれ高く濃く、そしてしっかりと説明させていただいたつもりです。1時間半という長さはマネックスグループに於いては標準的ですが、ちょっとだけ短めでしょうか。
今年の総会後の株主説明会には新たな企画がありました。私が経営戦略を話した後にチーフ・ストラテジストの広木と一緒に、この数ヶ月のマーケットを振り返り、日本、アメリカ、そしてFXを含めたグローバルなマーケットの動向についてディスカッションし、経営に及ぼす影響や、それらマーケットの見込みの中でどのような経営方針を考えているかを話して、その上で集まった皆さまからの御質問を受けました。こちらも1時間半ほど掛けました。この新しい試みは概ね好評であったように感じているのですが、今後も更にヴァージョン・アップをしていきたいと思います。
株主総会にもその会社の"らしさ"というものが表れると思うのですが、マネックスグループの総会は、真面目な側面は良く表れているものの、楽しい側面はまだまだ表現できていないと感じています。総会は私にとってはとっても重要なイベントなので、マネックスらしさがもっと滲み出るように、来年に向けて考えていきたいと思います。
今年は総会の前日にリハーサル、コンサートと立ち、当日は総会、説明会と立ち、更に慰労会は立食形式で立ち、二次会はカラオケで各部屋を回り続けたので基本立ち続け、そのあと一瞬座って焼き肉を食べてから踊るという、金曜夕方から土曜深夜までの30時間のうち半分近く立っていた計算になり、流石に日曜日はへばっていました。しかし心身疲れた後の爽快感があります。
総会は上場会社にとっての大晦日であると私は思っています。その意味で今日から新年。前向きに前向きに頑張っていきたいと思います。