今夕から明日にかけて、東京で或る国際会議が開かれます。これはラウンド・テーブル・ジャパン(RTJ)と云って、2005年から毎年開かれているものです。私はかなりの数の国際会議に出てきましたが、国際会議の定義とは何でしょう?
日本で国際会議というと海外で行われる会議のイメージがありますが、会議たるものどこかのロケーションで開かれなければなりませんので、そう云う会議は海外会議であって、国際会議の要素ではありません。私が考える国際会議とは、国・際、複数の国の間の関係や、複数の国との関係の中での或る国の在り方を議論する会議であり、かつ複数の国の論者が議論を交わすべきものです。
そして国・際である以上、その議論の進行が、偏りすぎずに、バランスを持ち、複数の価値観を混ぜてたたかわせて行くべきものだと思います。使用される言葉は必ずしも要素ではありませんが、ダイナミックにバランス良く議論するとなると、ツールとしてのグローバル語は案外大事かも知れません。いずれにしろそんな意味での国際会議が、日本でもいくつか行われています。RTJはそんなもののひとつです。今年は社員数名と一緒に参加することになりました。充分に活用したいと思います。