昨日に引き続き天津にいます。世界中から色々な人が集まり、様々な問題を議論する。刺激的か?はい。しかし殆どの情報は、現代に於いてはリアルタイムにネットワーク上で何処にいても得ることが出来ますから、情報は刺激的ではありません。では何が刺激的であり得るか?それは人との出会いだけです。国際会議の効用も昔と今で大きく変わったと云えるでしょう。会議の中身は、あくまでも様々な人を集めるための仕掛けでしかないのかも知れません。

国際会議自体はそういった場を提供することに意義があると思うのですが、参加者はそれが個人であれ、企業であれ、国であれ、クリアな目的を持たねばいけないと思います。私と当社は持っています。日本国は持っているのかなぁ。そんなことを思ってしまうことがありました。

話は変わりますが、おととい天津駅に着いた時、大混雑の中ホームから降りるエレベーターの途中で、いきなり「松本さんですか?」と日本語で声を掛けられました。天津のお医者さんとのこと。中国人の方です。日本と天津を頻繁に行き来しているのだそうで、ネット上で私を知ったとのこと。うーん、インターネット恐るべし。。。