日銀が追加金融緩和を決定しました。世界中でお金がじゃぶじゃぶに供給されています。さてこのお金は何処に行くのでしょう?一義的には国債を買う訳ですが、それはその結果お金が社会にまわっていくことを意図してのことです。金利が下がって企業はお金を借りるか?政府が借金しやすくなってそのお金が復興や景気回復に使われるか?巡り巡って懐に流動性の増えた企業や個人は債券を買うか?株を買うか?或いは不動産や金などを買うか?或いはまた金融資産ではなくて施設や会社を買うとか造るとかするか?お金の行き先はあまりにも多くあり過ぎて、はっきりとは分かりません。しかしお金の量が増えて、世界の様々なモノの値段の合計が増える訳ですから、最終的には値段が動くモノの値段が上がるとしか考えようがありません。そう考えると、お金の行き場所は債券や預金ではないでしょう。値段が上がりうるモノ。やっぱり株でしょうかね!希望的観測も含めて、そう思う今日でした。