毎日忙しい日々ですが、ちょっとブレークをと思い、没頭出来るような本をピックアップしました。果たして、手に取ったのは何度も何度も反すうしてきた、坂口安吾の随筆と小説。そして今まで読んだことのないガルシア・マルケスの小説でした。どちらも吸い込まれます。必ずしも読みやすくはないのですが、丁寧に活字を追えば追うほど、吸い込まれます。私にとっては懐かしい故郷のような安吾。全く異世界からの、新しく会った南米の変な男、しかし気が合いそうな予感のするマルケス。活字による強制ブレークに、暫しトライしてみたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。