今日も当社の親会社であるマネックスグループ株式会社のCEOとして書かせていただきます。土曜日は株主総会でした。上場企業の株主総会議長を務めるのは9回目でしたが、やはり緊張しました。今迄で一番緊張した気がします。開会直前に或る人が「緊張してないより緊張してる方が良い」と声を掛けてくれて、気持ちに余裕が出来ました。梅沢富美男の夢芝居ではありませんが、大切なことはいつだって初舞台だと思います。お陰様で総会とそれに続く説明会では、多くの御質問や御意見を頂き、きちんと説明する機会を得られたと共に、それぞれが重要な御指摘であり、今後の経営にきっと活かしていきたいと決意し、充実した株主総会でした。改めて株主の皆様に感謝致します。

総会の後は、総会運営に携わった社員一同との慰労会(正確には慰労会までの時間調整で四人で卓を囲んでからですが)、そして2次会のカラオケと続きました。カラオケ屋さんには何と8時間もいました。何でそんなことが可能なのかよく分かりませんが、事実としてそうでした。更にラーメンを食べて終了。日曜日は流石にへばっていました。しかしそれは、心地良い「へばり」でした。上場企業にとって、株主総会は大晦日のようなものだと私は思っています。総会が終わってようやく会社の一年が終わる。誰から云われた訳でもないのですが、心底そう思います。ですから日曜日の「へばり」は、私にとっては或る意味心地よく、当然あるべき「リセット」だったのです。

来年の総会は、胸を張って多くのことを御報告できる、そんな総会にしたいと思います。それが私の責任です。頑張ります!