今日、MD−87に久し振りに乗りました。出張の目的地に行くためですが、かなり小振りのジェット機です。国内の南の方から一旦羽田に戻り、そこからまた今度は北の方に向けて飛んだのでした。離陸する時、とてもスムースな音がして、そのまますぅーっと飛び立ちました。そしてグングンと、急角度で上昇していきました。これは気持ちイイ。どうやら地方の狭い飛行場の短い滑走路でも離陸できるように、小さめの機体にハイパワーのエンジンを積んでいるようです。

私の経験では、トライスターの上昇角度が一番きつくて痛快だった記憶があるのですが、今日のMD−87も中々のものでした。ディズニーランドのスペースマウンテンの冒頭のように、上向きの角度が付くと、人はそれだけでスピードを感じます。これは重力加速度のマジックですが、それがハイパワーに加わるので、急上昇する飛行機の加速感は最高です。

最近の飛行機ではこの手のは流行らないようですが、私は元々スピード・マニアなので、明日の帰りの離陸も、更に身体を傾けでもしてみて、加速度を実感したいと思います。